10月16日運動教室休講のお知らせ

クライアントの声(主な目的別)

当店のクライアントを紹介します。
年代層は20代~60代、様々な課題を乗り越えて目的を達成してきました。
なかには予想外の結果を迎えたり、人生の苦難に直面したエピソードも。
順次、内容を追加していきます。

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60代男性
/会社経営・住宅関係
- 自分を追い込みたがる紳士とそれを止めるトレーナー -

取組内容とエピソード

・肩の痛みの緩和(過去にトレーニング開始した時期から発現)
・筋力アップによるボディメイク
・体重減量

を目的に来店されました。
当時の状態に関するカウンセリングと動作評価を踏まえ、まずは課題の原因を推測しました。

肩の痛みについて
➀肩の関節組織へのストレスが大きく傷害発生リスクの高い種目・フォームでのトレーニング実施
→肩甲上腕関節90度以上外転・90度以上外旋させた状態(ハイファイブポジション)で負荷をかけるもの(ビハインドネックラットプルダウン・バックプレス・過度に脇を開いたベンチプレスや腕立て伏せ など)による
②関節の疲弊
→ボリューム過多なトレーニングによる
③肩を安定させるための筋力バランスと動き(フォースカップル機構・肩甲上腕リズム)の乱れ
→軽度の不良姿勢・動的可動性と筋力の不足(特に肩甲帯・肩甲上腕関節後部・背面筋群)による

筋力アップの停滞について
➀全力を発揮出来ない
→肩の痛みと動的可動性不足による
②トレーニング内容の構成が不適切
→種目構成(神経伝達を活性し、モーターユニットを増加させる種目の不足)
→ボリューム構成(ボリューム過多※関節の回復が間に合わないレベル)
→客観的で定量的な評価と目的設定に基づいて構成出来ていない
➂トレーニングフォームの習熟不足
→動的可動性と動作技術の不足

体重減量の停滞について
➀摂取カロリーに対して恒常性が働いている(小食に身体が慣れてエネルギー消費が省エネ化している)

-目的達成の段階分けが必要に・・・肩を安定させるために動的可動性向上と筋力アップを最優先に―
既に本格的にトレーニングに取り組まれている方が減量と筋力向上を両立することは不可能ではないものの、
トレーニングや食事だけでなく、睡眠・休養・お仕事の負荷量調整など日常生活部分まで事細かな条件が必要です。
I様の生活スケジュール内容を考慮すると全ての目的を一気に達成することは現実的ではなく、中長期的な継続は極めて困難と判断しました。
何よりもトレーニング中に感じる肩の痛みについて悩まれていたので、これにアプローチしないと本格的な取り組みは出来ないことをお伝えしました。
目的達成までの構成を3ステップとし、段階毎に必要なテーマ設定をした上で取り組みをしました。

STEP
肩の痛みへのアプローチ・減量(1ヶ月)※当初は2ヶ月の想定

→肩への負担を減らすための動作技術と動的可動性(主に肩甲帯・上位胸椎・肩の後方部・他上半身背面の筋群)を向上させること
→この段階でのセッションの運動強度は低いため少ない赤字カロリー収支(▲300キロカロリー程度)での食事管理

STEP1で特に意識したこと
・動作について痛みが発生する仕組みとパターンを理解して頂くこと
・疲弊している肩の関節組織の回復を阻害しないようトレーニング量に細心の注意をすること

STEP
現状の筋力を維持しながら、本格的に減量する(2ヶ月)

→適切なトレーニングフォーム・動作技術の習得を主な目的とした筋力トレーニング
→第1段階よりも運動強度が上がるため少し多めの赤字カロリー収支(▲300キロカロリー~▲500キロカロリー)での食事管理と最低限の有酸素運動による本格的な減量

STEP2で特に意識したこと
・肩痛の自覚は激減し、基礎的筋力トレーニングの導入可能になった段階ではあるが、負荷をかけ始めるので身体に対する自覚について頻繁に確認しながら指導にあたること
肩痛の自覚が激減したI様、減量も順調に進みトレーニングに対するモチベーションが一層高まっていました。

STEP
本格的な筋力アップ(12ヶ月)

→負荷量を増やしていくことを主な目的とした筋力トレーニング(漸進性過負荷)
→体重維持~黒字カロリー収支(+300キロカロリー)での食事管理

で特に意識したこと
動的可動性や動作技術も向上し、本格的に筋力アップを狙っていく段階です。
扱う負荷量も大きくなるため、間違えがあると傷害リスクも飛躍的に高まります。
ここでは、トレーニングフォームやメニューだけでなく、客観的視点でクライアントのパフォーマンスを観察し、自覚しなくとも過度な疲労があると評価すれば、トレーニング量を調整する必要があります。
客観的視点でクライアントを観察した結果、行っているトレーニングメニュー変更の判断をすることがありました。
それに対して、主観的にはまだまだ頑張れると考えるI様。
それを止める対話を繰り返したのも良い思い出です。
起業されてから長年経営者として極めて多忙な日々を送りながらも、まだ見たことがないものへの興味が旺盛で
「どうせやるなら自分の身体がどこまでいけるのか見てみたい」
と、好奇心に満ちた雰囲気で仰っていたことに自分もワクワクした気持ちになったことが印象に残っています。

主な取組内容
・ストレッチ・抑制(主に胸筋群と背筋群を中心とした肩の屈曲・内旋筋群、胸椎屈曲筋群)
・筋力強化
主要姿勢筋群、肩甲帯内転・下制・後傾筋群、胸椎伸展筋群、肩甲上腕関節外旋筋群
・トレーニング種目
呼吸介入一式、キャットカウ、ソラシックローテーション一式、エクスターナルローテーション一式、肘関節伸展でのプルダウン、肩甲帯モビリティムーブ一式(特に肩甲骨後傾の動き※胸椎伸展の連動を意識して)、ベンチプレス、スクワット、プルアップ 他

取組の結果

クライアント本人の自覚
・肩の痛みについて自覚しなくなった
・筋力アップした
・減量出来た(▲10kg)
当店からの客観的な評価
・上半身の動的可動性向上
・筋力向上(当初より140%程度)
・減量10kg

クライアントからの感想

当初の姿勢は猫背・巻肩姿勢、トレーニングすると肩、肘関節痛があった。
整形外科受診するとインピンジメント症候群よりの診断を受けた。
こちらで指導を受けるようになってからは、上記が改善し動ける身体になった。
また、立ち姿が綺麗になったと周囲から言われることが多くなった。
(トレーニングを受ける中での印象的なアドバイス)
スクワット時のフォームで腕でシャフトを支えようとするフォームを改善された。
胸と肘の動かし方を改善し、体幹部でシャフトを支えることが出来るようになり、今までスクワットする際に感じていた肩の違和感はなくなった。
フリーウェイトのスクワットに至ってはスタート時40キロから100キロ挙上するまでに。
挙上重量アップした最大の要因は、荒井トレーナーの
「キツイと感じるのは数秒です!そして私が後ろでサポートしていますから。」
の一言でした。
「何だ!そうか!たった数秒か。もし潰れたとしても荒井トレーナーが支えてくれる・・・」
この一言で、恐怖心も無くなり、モチベーションとチャレンジ精神が湧きあがったのを今でも覚えています。
指導により立ち姿が良くなり、各関節の痛み解消につながったのではないかと自己考察に至っている。

30代男性
/医師・整形外科
 ― 医師の体力はトレーナーより格上だった ―

取組内容とエピソード

社会人サッカー選手として、より高いパフォーマンスをするための総合的フィジカル強化と減量を目的とされていました。

筋力については平均より高いレベルを有するものの、
動作課題としては、
・股関節の屈曲・外旋の動的可動性制限
・足部に荷重した際に(土踏まずの)内側アーチの潰れ発現
により、しゃがむ動作をする際に膝が内に入る動作エラー(ニーイン)に加えてしゃがんだ際に股関節が右にシフトする動作エラー(ヒップシフト)が見られました。

取組期間はWEBで当店を知って来店されてから、お仕事の都合のため6ヶ月間のセッション利用で結果を出すことを希望されていたため、動作始めとする各種評価の内容から現実的に達成可能な目標として

・評価で課題になった動作へのアプローチ
・最大20%程度の筋出力の向上
・瞬発力強化のための基礎的内容習得

を掲げて取り組む事にしました。

STEP
評価で課題になった動作へのアプローチ・減量

→足底筋群の強化と足部(足首あたり)安定対策
→股関節伸展・内旋・内転筋群の柔軟性向上(ストレッチ・抑制)
→股関節屈曲と外旋筋群の強化
・モビリティムーブ
・運動制御(ジョイントバイジョイント・相反連動・運動連鎖あたりの観点中心に)
・筋力トレーニング

STEP1で特に意識したこと
筋力はあったものの、課題となる動作があったので、そちらへのアプローチとセルフコンディショニング方法のレクチャーに比重を置きました。

STEP
筋力アップ(課題となった動作へのアプローチも継続)

→主に下半身と体幹部のトレーニング(腰を安定させるテクニックを少し重点的に※筋力自体はあった)
→第1段階よりも運動強度が上がるため少し多めの赤字カロリー収支(▲300キロカロリー~▲500キロカロリー)での食事管理と最低限の有酸素運動による本格的な減量

STEP2で特に意識したこと
各動作における頸部・胸椎・肩甲帯・骨盤帯・足関節の適切な連動技術を身に着けることで効率良くフィジカルレベルが向上すると評価したため、セッションでは筋力アップするメニューよりも動き方に関する比重を高くしました。

STEP
本格的な筋力アップと基礎的な瞬発力アップメニュー

→負荷量を増やしていくことを主な目的とした筋力トレーニング(漸進性過負荷)
スクワット系種目の際に、腰を反らせて身体を持ち上げる代償運動をしていたため、内・外両方のキューイングで補正
→瞬発力アップをするための基礎的考え方として軽度の低速SSC・高速SSCとEMDに関するトレーニング
※パワー系はスキル習得が間に合わないと判断したため除外
で特に意識したこと
多忙な仕事、サッカー・有酸素運動等の自主トレーニングのスケジュールをお聞きしたところ、過密な内容であったため、それらのスケジュールに関して提案させて頂き、ボディケアの時間も長めに確保しました。
スケジュール調整をした後から、セッションでの筋力トレーニングでのパフォーマンス伸び率が向上しました。


結果として、動的可動性は若干の課題が残るものの必要基準まで向上し、筋力は約25%向上しました。
減量に関してはマイナス10kgとなりました。

(印象的なエピソード)
医師として多忙な日々を送りながらも、高みを目指してサッカーとトレーニングに励む姿に脱帽でした。
運動内容と生活をお聞きしたときには、内心、私より格上の体力だと思いました。
ご職業柄、身体の構造に精通されており、動作技術に関しての理解が非常に早かったです。

取組の結果

クライアント本人の自覚
・競技パフォーマンス向上の実感
・痩身の実感(▲10kg)
当店からの客観的な評価
・全身の筋力増強(全体的に25%程度向上)
・減量10kg

クライアントからの感想

アスリート指導に関して信頼出来る専門資格があり、トレーニング指導の考え方にも合理性があり、納得出来たので
サッカーのためのフィジカル向上と減量を目的として、転勤までの約半年間指導をお願いしました。
セッションでは身体操作性を重視していた。
運動パフォーマンス向上を実感出来た。
週1回・約半年間という期間としては十分に満足できる成果が出た。

30代女性/
接客業・エネルギー関係
 ―課題だらけ。未熟だったトレーナーは頭を抱える。点と点が繋がると・・―

取組内容とエピソード

現在の仕組みが確立される前、開店当時からのクライアントです。
ダイエットと筋力向上を目的とされていました。
クライアント本人が課題と自覚していることはなかったものの動作評価において、

下半身の動的可動性と動作技術
→股関節の屈曲・外旋動作(SLRテスト・faberテストなどで不合格域)
→足首の背屈動作(背屈可動域テストで不合格域・WBLTテストで辛うじて合格域)
に課題がありました。

股関節屈曲・外旋動作を適切に行えなかったため、スクワットなどのしゃがむ動作において、バランスが後方に傾き過ぎて転倒しそうになる動作エラーがありました。
こういった動作エラーがあると、せっかく頑張ってトレーニングしても上手に力発揮出来ないだけでなく、腰などを痛めてしまう可能性があります。
程度は違うものの、ほぼ全身の可動性と筋力に課題がありました。。

当時の状態に関するカウンセリングと動作評価を踏まえ課題の原因について推測しました。
・過去の傷害歴(無し)
・ヒアリング
・動的可動性向上のストレッチ、抑制、エクササイズを行うと動的可動性向上に即効性があったこと
から、単純に日頃の運動不足や姿勢が原因での可動性低下と推測しました。

体重の増加についても、ヒアリングから
・摂取カロリー過多
・高カロリー食品の常食
と推測しました。

動作評価とカウンセリングの内容から現実的な目標として、

・毎月1.5kg以上の減量(4ヶ月で目標達成)
・特に股関節の動的可動性向上
・開始時より50%以上の筋出力向上

を掲げて取り組む事にしました。

目的達成までの構成を2ステップとし、段階毎に必要なテーマ設定をした上で取り組みをしました。

STEP
下半身の動作エラーを修正し、安定してしゃがむ動作を習得することと本格的な減量(1ヶ月)

→股関節屈曲、外旋動作のための筋力向上、過剰に働いてニーインの原因となる筋肉の抑制
→しゃがみきった際に股関節を安定させるための動作技術習得
→全身の連動性の仕組みの理解(運動連鎖とジョイントバイジョイントの観点から)
→少ない赤字カロリー収支(▲300キロカロリー程度)での食事管理

STEP1で特に意識したこと
股関節で体重を受ける「感覚の部分」を言語化して、具体的に理解・体感いただくこと
今までの不摂生気味な食事を少し整えたくらいですが、体重は想定外に4kgも減ってしまいました。

STEP
適切なトレーニングフォームの習得と本格的な減量(3ヶ月)

→全身連動の動作技術習得(反射と動的関節・安定関節の観点から)
→押す、引く、立ち上がるを伴ったトレーニング種目(腕立て伏せ・ベンチプレス・ローイング全般・プル全般)のフォーム習得
→少し多めの赤字カロリー収支(▲500キロカロリー)とカロリーサイクル

STEP2で特に意識したこと
STEP1で習得した技術を各種目に落とし込むことを理解していただく。
この時点で体重は11kg減り、ダイエットの目的は達成しました。
動作技術習得により出来ることが増え、運動する楽しみを知ったT様の目的はフィジカル強化に変わっていきます。

STEP
漸進性過負荷を意識した筋力トレーニング

→負荷量を増やしていくことを主な目的とした筋力トレーニング(漸進性過負荷)
→潜在的なパフォーマンス能力を発揮するためのトレーニング(神経活性による運動単位増強を促す内容)

STEP3で特に意識したこと
傷害リスクはかなり低いと判断したので、より高い負荷を目指すこと。
高負荷なセッション内容のため、特にコンディショニングとウォーミングアップに時間を割くこと。


動作エラーへのアプロ―チをした上で、全身の筋力トレーニングを行いました。
開始3ヶ月経過してからは、エラー動作も見られなくなり、全身の筋出力も50%以上レベルアップしました。

長期的に各動作における頸部・胸椎・肩甲帯・骨盤帯・足関節の適切な連動による出力テクニックを身に着けるにつれて筋出力強化への関心が高まり、特にベンチプレスの挙上重量は57.5kgと、かなり高いレベルに到達しました。

(印象的なエピソード)
当初はお知り合いとグループで利用されていたのですが、フィジカルレベルはグループの中で最下位、ご本人の認識としても運動が苦手との事でした。
正直、ここから目的を達成出来るのか・・一瞬ですが頭をよぎったことを覚えています。
しかし、目標達成するためのアプローチ内容や強度について、一切の要望が無く、結果を出すためにこちらに全てを任せて愚直に取り組む少数派タイプのクライアントでした。
※トレーニング強度や内容については、クライアントの意見も可能な限り取り入れて行っていますので、気軽にご要望ください。
フィジカルレベルは3ヶ月程度でグループ中トップとなりました。
特に初心者段階においては適切な取り組みを計画に沿って継続すれば、素質に関係無く、短期間でも大きな成果が出せることを確認出来たケースでした。
2018年にマッサージガンを導入して脚部と臀部に施術した際に発汗する程の血流促進と可動性向上を感じられた様で、そのセッションで行ったスクワット動作では約20%もパフォーマンスが向上した事も印象的でした。
コンディションへのアプローチの重要性を再確認しました。
筋力・可動性・動作スキルとトレーニングに必要な要素が揃い、点と点が繋がった段階からのフィジカルの伸びには、かなりの勢いがありました。現在では類まれな能力を有しており、当初のレベルや素質の評価を大きく覆されたケースとなっています。

ストレッチ・抑制(主に股関節後傾筋群・腰椎伸展筋群・足関節底屈筋群)
筋力強化
主要姿勢筋群、股関節屈曲・外転・外旋筋群、肩甲帯内転・下制・後傾筋群、肩甲上腕関節伸展筋群、体幹屈曲筋群、足関節背屈・底屈筋群
主なトレーニング種目
ロールアップ、ロシアンツイスト、サイドキック、クラムシェル(複数角度から)、呼吸介入(肩甲帯・骨盤帯の連動を意識して)、片脚ルーマニアンデッドリフト、スプリットスクワット、バックランジ、バックフォワードランジ、サイドランジ、プッシュアップ、ベンチプレス、バーベルスクワット、デプスジャンプ、ドロップジャンプ 他

取組の結果

クライアント本人の自覚
・しゃがむ動作がしやすくなった
・筋力がついた
・ダイエット出来た
当店からの客観的な評価
・筋力増強
・減量11kg
65kg(2017年12月)
54kg(2018年9月)

クライアントからの感想

姿勢も良くなかったのか疲れやすいし、身体が硬くて深くしゃがむことが苦手でした。痩せるための運動も何をすれば良いか解らないので通ってみることにしました。
難しい事があっても、手取り足取り細かく教えてくれるので、結果的には出来る様になりました。
自己流で運動していたときは長続きしませんでしたが、色々なことが出来るようになると運動が楽しくなって習慣になりました。
体重は11kg減ってから3年以上ずっとキープ出来て満足です。

(セッションを受けて一番印象に残っていること)
ある日、モモ裏と内転筋あたりをマッサージガンでほぐしたりストレッチなどをしたら、かなりしゃがみやすくなった。
いつも以上に股関節で重さを受ける感覚を感じれるようになって、いつも40kg10回で限界だったスクワットが軽く感じて50kg10回で出来るようになった。

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