クライアントストーリー
01 きっかけは肩の痛みと”伸び悩み”から
・I様（50代・男性・経営者）
長年トレーニングを続けてきたI様が悩んでいたのは、肩の痛み。
思い切り身体を使えず、筋力や体重の変化も頭打ちの状態でした。
フォームや日常動作を評価したところ、肩に負担がかかりやすいクセが見つかりました。
特に「腕を広げすぎて負荷をかける」ような動き（例：ビハインドネックラットプル、脇を開きすぎたベンチプレスなど）が、知らず知らずにダメージを重ねていた原因でした。
■ 3段階で、無理なくステップアップ
まずは痛みを軽減し、動きの土台を整える
肩甲骨や背中の動きを良くするために、軽い運動と呼吸の調整からスタート。
→「肩が痛くないって、こんなに動きやすいんですね」と驚かれていました。
フォームを整えながら減量を進行
基礎的なトレーニングに集中しつつ、無理のない食事調整。
→ モチベーションも徐々に上がってきました。
高重量にも耐えられる身体へ
扱う重さが上がっても、ケガをしないように全体のバランスを調整。
→ ベンチプレスの重量が大きく伸び、自信に繋がりました。
■ 取り組んだトレーニング例
・呼吸を使った姿勢改善（90/90など）
・胸椎と肩甲骨の連動を引き出すエクササイズ（キャットカウ、ソラシックローテーションなど）
・肩を守る動きづくり（エクスターナルローテーション※等尺性・短縮性・伸張性に分けて、インターナルローテーション※等尺性、ワンハンドプランク、ワンハンドサイドプランクなど）
・上半身の筋力トレーニング（ベンチプレス、プルアップなど）
02 競技力を高めるために、“動き方”から見直したい
・T様（30代・男性・医師・社会人サッカー選手）
サッカーのパフォーマンスアップと減量を目指して来店。
「筋トレしてるのに、なぜかプレーが重たい」
「どこか片側だけ疲れる、違和感がある」
そんな違和感を抱えていたのは、30代・整形外科医のT様。
職業柄から身体の知識は勿論、筋力も十分にある方でしたが、走る・跳ぶ・切り返すといった競技動作になると、どこか身体がかみ合わない…。
じっくりと動きを評価していくと、“動きのクセ”による出力のロスが原因でした。
しゃがんだときの膝のブレ（ニーイン）や、重心が片側に流れる癖（ヒップシフト）がパフォーマンスを下げていました。
動作時に足元のアーチが潰れたまま反応しなかったり、股関節の可動性に制限があったりと、細かい部分の不安定さも見つかりました。
■ 6ヶ月で、やるべきことを3段階に分けて集中
動きのクセを整える＆減量スタート
足や股関節を安定させるメニューを中心に、身体の土台を作りました。
身体全体を“つなげて”動かす練習
首や胸、骨盤や足首までをひとつながりで使う感覚を養い、フォームの効率が格段にアップ。
→「少ない力で、速く動ける」状態が作れてきました。
筋力アップと瞬発力の土台づくり
トレーニングの負荷を増やしながら、競技に繋がる動きを意識。
→ 筋力25％アップ、体重−10kgと、見た目も動きも大きく変化しました。
■ 取り組んだトレーニング例
・足元から連動を整えるモビリティトレ（カーフレイズ系、ティビアローテーション）
・股関節の安定化と感覚づくり（サイドプランクサイドキック・DNSスター、タッチダウンスクワット）
・神経反応を高める軽ジャンプや基礎的なSSCドリル（デプスジャンプなど）
・呼吸を通して体幹と下半身を繋げるトレーニング（90/90、オブリークツイスト系など）
03 運動に苦手意識があっても、身体はちゃんと変わる
・T様（30代・女性）
「運動が苦手」「何をすればいいか分からない」――
そんな気持ちでkoafitに来られたT様。
動作を評価すると、股関節や足首の動きが硬く、しゃがむとバランスを崩しそうになってしまう状態でした。
自覚はなかったものの、このままでは筋力も付きづらく、怪我のリスクも高い状態。
■ 動きを覚えることで、“出来る”が増えていく
まずは安全にしゃがめる身体づくり
脚と股関節で体重を受ける感覚を言葉と動きで伝えました。
→ 食事を少し整えただけでも−4kgの減量に成功。
全身を連動させるフォーム練習＋本格的な減量
プッシュアップやローイングなど、動きの基本をしっかり習得。
筋力アップで、さらに“自分の身体が好きになる”
フォームも安定し、筋トレの重さが大きく上がっていきました。
→ ベンチプレスは57.5kg、見違えるほどの変化に。
■ 取り組んだトレーニング例
骨盤と肩甲帯をつなげる呼吸トレ（90/90、キャットカウなど）
動きを整える補助エクササイズ（クラムシェル・サイドキック・ロールアップ）
実践的な下半身トレ（ルーマニアンデッドリフト・ランジ各種・スクワット）
全身を使ったトレーニング（ベンチプレス、ドロップジャンプ）