10月16日運動教室休講のお知らせ

ストレングストレーナーになるまで―学生時代編―

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本題の前置きとして、プロフィール掲載以外の運動歴としては
バスケットボールを大学時代まで部活で、社会人では26歳まで実業団連盟に所属する会社のバスケットボール部で。
社会人になって間もない頃からは趣味でサーフィンとゴルフをやっていました。
サーフィンは今もたまにやるので歴だけは15年以上になります。
(一丁前に)定期的にアメリカやオーストラリアにサーフィン旅行に行くほど好きですが、いいとこ中級者です。波が大きくて寒い海には怖くて入れません。
ゴルフは新入社員の頃から10年近く会社でのお付き合いでやっていたにも関わらず、最高スコア96で決して高くはないです。
トレーナーというと元々身体能力が高いだろうと言われますが、全然そんなことはありません。
小中高と公立学校でしたが、運動会のクラス対抗リレーなどにも一回も選ばれたことがありません。
体格もトレーニングを始める前はかなり細身(身長183cmで60kg~65kg)でした。
その頃の同級生からしたら、荒井=運動神経が良いとか体格が良いというイメージは絶対に無いはずです。

そんな私がまったく異業種の会社員からパーソナルトレーナーになった理由はいくつかあるのですが、
そのうちの一つが、
自分自身がパーソナルトレーニングを受けることによって生活の質が上がったことです。
19年も前の話になりますが、当時19歳の私とパーソナルトレーニングの出会いについてお話します。
大学生時代、バスケットボールの練習でのオーバーユース(使い過ぎ)により、左膝に結構な痛みがありました。
思い切りプレーすることも出来ずバスケプレイヤーとしての限界も感じていましたし、大学生になると周りも色気づいて楽しそうな遊びをしていたのも見て羨ましくなり、バスケもやめようという気持ちになっていました。
そんなときに縁あって東京の大手トレーニングジムで活動するストレングストレーナーの指導を受けることになりました。
その方にアメリカプロバスケリーグ(八村塁選手が所属するプロバスケリーグNBAの選手も出入りするIBLというマイナーリーグ)での選手経験もあったことから、何か面白いこと教われるかなと思ったのが受講を決めたキッカケでした。

レッスン初日、来店するとマシンも何もないスタジオに通されました。
「何もないけど何やるんだろうな。マシンとかやりたいんだけどな」
と思っていました。
そこで動作評価を受けた結果、
股関節の動きに課題があり、本来であれば股関節で行うべき動作部分を膝が代わりに負担している事が原因でオーバーユースが発生していることが推測されました。
それを解決するために、本来は安定させるべき関節を固定するイメージで、動かすべき関節を正しく動かすための色々なアプローチを行いました。
現在のジョイントバイジョイントという理論に基づくもので、整形外科でも動作の考え方としてメジャーに捉えられている様な基礎的なものです。
そのための動作技術の基礎として正しい姿勢と呼吸コントロールを練習すると言われたのですが、
心の中では、
「姿勢と呼吸だあ?俺はスポーツやってるんだぞ。軽く体操しに来てるのと勘違いされてるのかあ?早く負荷が高い効果ありそうなメニューやりたいんだけどなあ。それとも俺は見下されてるのかな!!」
といったひねくれた思いすらありました。
勘違いもいいとこなのは私でした。
呼吸のトレーニングだけで汗が吹き出すほど大変だったのを覚えています。

他に行ったのは、
外から見たら深呼吸しながら立って脚回ししてるだけに見えるトレーニング(呼気と吸気をコントロールしながら体幹を安定させて可動域一杯に股関節を動かすトレーニング)でした。
それも動作を作るための声掛け(キューイング)をされながら、正しくやると悶絶ものに感じました。
当時の体力レベルはシャトルランテストで少なくとも130回超えれていたので自信はあった方でしたが、翌日はあばらと鳩尾から下全体あたりとお尻周りがすごい筋肉痛になったこと、
「こんなので大変に感じるのか・・」と悔しい気持ちになったこと
を今でもはっきり覚えています。

そこから、上記をベースに股関節の動かし方、肩甲骨の動きをベースにした上半身の動かし方に加えて、
それらの動きを連動させて出力効率の良い動きをする練習をしました。
※肩と肩甲骨と股関節は法則に従った連動(例えば、肩と股関節は逆の動きで連動する相反連動など)をすると効率的に大きな力を発揮出来ることなど。
また、トレーニングというと全部がちがちに力む運動を想像していたのですが、
脱力状態で安定性を確保する練習(低閾値での体勢コントロール)などもあり、色々な固定概念をひっくり返された記憶があります。

色々覚えることがありましたが、その技術を習得すると動きが良くなり、出来ることも増えていきました。
力を発揮しやすくするための動き方のベースを作ってからは、筋力トレーニングと養った筋力をバスケットボールでの出力に落とし込むための内容を行っていきました。

トレーニングの指導も進んでいくと膝の痛みは劇的に軽くなりました。
それだけでなく、運動動作の中でも
特に、体幹の安定性・瞬発系(ジャンプ力・初速)の動き
が向上しました。
それにより、課題であったシュート動作のスピードが改善し、バスケットボールでの得点能力が平均10点未満から平均20点以上に向上したことが印象的です。
上には上がいるので、あくまで自分が属していたカテゴリーレベルでの話ですが。

パーソナルトレーニングを受ける前は諦め半分になっているところだったので、あの出会いが無ければ、膝の痛みでバスケを辞めていた可能性が高いです。
その影響はバスケ云々には留まらないと思います。
就職にも影響しました。
新卒採用の入社試験で、同期は私より偏差値の高い大学の出身が多く、筆記試験もその中ではあまり・・だった様なのですが、役員面接の中でバスケットボールへの取り組み過程を評価した取締役がいらっしゃり、面接試験で加点となったことで採用に至ったと入社後に上司に聞かされました。
社会人になってからも運動で上手くストレス発散することで仕事のパフォーマンスを保つことが出来ました。(と自分では思っている)

この様に、適切な運動方法を身につけることは、間違えなく色々な意味で生活の質を向上させることは間違えありません。
独立するのであれば、心の底から良いと思えることをやろうと思ったことがトレーナーになった理由の一つです。


-出来なかったことを出来るように―
茨城県笠間市のトレーニングジム
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